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企画でこのせつSS第六十五弾

企画でこのせつSS第六十五弾です。

『毎土!このせつSSいかがですか?』



今日は日曜日です……今朝知りました。

すみません、普通に曜日ぼけしてました(滝汗。

木曜に学校が始まって、土曜は祝日の多い月曜日の授業を補いに登校。
昨日は完全に月曜日だと思ってましたorz
今朝、シンケンジャーやっててはっとしました。
(黄の制服姿ににやけて、ロボ時の赤の扱いにほほえましさを感じた)
もう立派な遅刻常習犯ですね。
ほんとごめんなさい。
だけど書く。
だって好きだから。

そうそう。
ネギま27巻OAD付の買いました。
未開封だけど。
18日のバイトの帰りに。
青いお店で。
それだけでも出費きついのに、さらに緑のお店で薄い本2冊購入。
所持金もう少しあったら、ゲーム買いそうなった。
そして今はウルジャンを読みたい。


さて今回のお題。
『24時間』『壁』『西』

なんか若干アス→せつ気味。
このか出てこないからさらにそう感じる。

SSは続きからどうぞ。






「刹那さんって、いつもこのかの護衛してるんだよね?」

お煎餅をばりっとかじりながらふと思ったことを問いかける。
刹那さんはきょとんとしたけど、すぐにお茶を一口すすって、一言、そうですよ、と答えた。

「いつもって、いつも?」
「はい、いつもです」

少し、私が求める答えと違う気がするけれど、どう説明すればいいのかわからなくて思わず黙り込んでお茶をすする。

「もしかして、お嬢様と一緒にいないときのことを?」
「そう、そんな感じ」
「そんな感じ?」
「う、ううん、なんでもない」

今度はごまかすようにお茶をのんで、すすめてすすめて、と合図した。

「そうですね、だいたい結界を張ったり気配を確認したり。時には式神を飛ばすこともありますね」
「式神って、あぁ、あのちびちゃんか」

修学旅行やまほら祭のことを思い出す。
あの時は連絡手段っぽくつかってたけど、なるほど、そういうときにも使うのか。

「とはいいましても、この学園内であればそこまで警戒する必要もありませんので」
「それでこのかひとりが買いだしか」
「一緒に行くと提案したのですが、きっぱりと断られてしまいました」

がっくりと肩を落とす刹那さんに苦笑して、お茶のおかわりをついであげた。

「学校とか遊ぶときとかも何か注意してるわけ?」
「ええ、特に学園の外へ出るときは」

このかと刹那さんと三人で学園の外で遊んだときのことを思い出す。
刹那さんはいつもと変わりなかった気がする。
笑って、照れて、慌てて、笑って。

どこにもそんなことをしていたように見えるところが見当たらない。

「なんだか、大変ね……」

彼女はそんなこと思ってない。
わかっていたはずなのに、その一言はぽろりと零れ落ちてしまった。

刹那さんは少し目を見張ったけど、すぐに表情をくずした。

「そんなことないですよ」

うん、ごめん、わかってる。
でもそれは告げずに、刹那さんの次の言葉を待った。

「もう当たり前のことですから」
「当たり前?」
「はい。そうですね……たとえば、呼吸みたいなものです」

呼吸。
無意識に行っていること。
行っていないと、死んでしまうこと。

どっちの意味だろう。
でも、聞くだけ無駄だろうな、なんて思う。

きっと刹那さんにとっては、両方なのだ。

無意識にこのかを守ってて、それをしてないと生きた心地がしない。
大げさかもしれないけど、きっとそうに違いない。

「やっぱ守るものがあると違うのかな」
「え?」
「ほら、刹那さんが強いの。修行とか、24時間年中無休の仕事もあるからだろうけど、やっぱ気持ちなのかなって」

あらためて、師匠という壁の大きさを実感して、少しへこむ。
うそ、だいぶへこむ。

「気持ち……ですか。……それなら、アスナさんもじゃないですか?」
「べ、別にもうネギは一人でも十分自分を守ることくらいできるだろうし」
「まだネギ先生、なんて一言もいってませんよ?」
「ぐっ……ま、まだって、ことは言うつもりだったんじゃないのよ」

熱くなった顔をそらしてぶつぶつ文句を言っていたら、ふとくすくす笑い声が途絶えた。

「アスナさんの場合は、ネギ先生だけではないでしょう?」
「……」
「部活のメンバーや、他にもいろいろな人が含まれているように私には思えましたが」
「……」

ずずっと、私がお茶をすする音だけが響いた。

時々、この師匠はとてつもなくこっ恥ずかしいことを言わせようとしてくる。
そんなこと、何を守りたいかなんて、自分の口から言えるわけがない。
あぁ、この辺りもなかなか師匠に届かない原因かもしれない。

「ただひとりのためよりも、たくさんの人を守ろうとする思いのほうが、強さを手に入れられると私は思いますよ」

ほら、また恥ずかしいことを言う。

「つまり、刹那さんはこのか以外眼中にないと」
「い、いえ、そうではなく!」

さっきまでの落ち着いた様子はどこへやら。
勢いおよく立ち上がって、湯飲みが倒れた。
さいわいなことに、中身はもう空だったけれど。

「そ、そうではなくてですね……たしかに私が強くなれたのは、お嬢様を守りたいという一心からでした」

ほらみろ、といいたいのを我慢して次の言葉をまつ。

「でも今は、このかお嬢様はもちろんですが、みなさんを守りたいという思いもあります」
「一緒じゃない」
「違いますよ」
「どこが」
「心構えが、です」

よくわからない。
表情にでていたのか、刹那さんは軽く笑うだけだった。

「さて、そろそろお嬢様も帰ってくるころでしょう」

そう言われて窓に目をやると、西日が差し込んできていた。

「お嬢様が帰ってこられたら、また修行にでますか?」

その提案に、私が乗らないわけがなかった。




おしまい。
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