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企画でこのせつSS

今日は一気にリンク4件追加です。
奇跡です。
ブログ開設時なみのラッシュです。



ネギまSNS内でのこのせつ好きのSS書きさんのちょっとした企画に参加してました。

メッセであげたお題で、SSを期限を決めて書こう、というものです。

そのメンバーさんのブログさんとサイトさんなのです。

凍凪さん高宮蒼涼さんさっちゃんさん七瀬さんです。

お世話になります。
しばらく続きそうです、この企画。



お題は3つに絞られました。
ですが、単品でもOKということだったので、お言葉に甘えました。
混ぜるにはかなりのレベルが必要です;



今回のお題は『罰ゲーム』『コンビニ』『授業中』

私が使ったのはひとつです。

SSは続きからとなっております。




『頼るところ』








勉強のお供のおやつが切れてしまったので、寮の近くのコンビニへ買出しに。
宿題の進まないアスナとそれに付き合っているネギくんはお留守番。
スーパーで購入した買い置きがたくさんあったけど、進まない夏休みの課題にアスナがいらいらして一気に食べてしまった。
うちは早めに発表された宿題は、少しずつ授業中の合間にやってたから、けっこう片付いている。
まぁ、その間アスナは居眠りしとったんやけど……。

それで手の空いているうちが、普段はあまり行かないコンビニへ。

じりじりと、太陽が肌を焼く。
もう時間帯は夕方なのに、昼間と太陽の威力はあまり変わらない。

やっぱり日傘持ってきたほうがよかったかなー、なんて考えているとあっという間にコンビニに着いた。
扉を開ければ、ひんやりとした空気が流れ込んでくる。
じんわりかいた汗ですこし余計に冷たく感じた。

これは、長時間いると出られなくなりそう。
はやく買って寮に戻ろう。

そう決心して目当てのものがある場所を目指そうとあたりを見渡すと、見慣れた影ひとつ。
それはあまりこの場所にいることが想像つかない人物。
思わず、声をかけることもせず、じっと眺めてしまうほどに。

そのうち、向こうもこちらに気がついて。

「お、お嬢様?」

せっちゃんも驚いた様子。
今までせっちゃんとコンビニで出会うことはなかったから、当たり前かも。

「珍しいですね、お嬢様がコンビニで買い物だなんて。」
「うん、時々来るんよ。今日みたいに急にお菓子とかお茶が切れたときとかだけやけど。」

アスナが勉強が進まんってやけ食いしたんよー、と続ければせっちゃんは苦笑い。
この様子だとせっちゃんもあんま進んでないみたいやな。

「せっちゃんも珍しいな、あんまコンビニとかのイメージなかったんやけど。」
「そうですか? 私はよく来ますよ」

そう言って掲げるせっちゃんの持つ籠の中を見ると、数本のミネラルウォーターとパンと、おむすびと……コンビニ弁当?

「せっちゃん?」
「なんでしょう?」
「なんでしょう、やない! まさかいつもコンビニでごはんやないやろうな?」

できるだけ笑顔で聞くけど、せっちゃんの顔は少し引きつっている。

「せっちゃん?」
「え、えと、その、仕事が遅かったり、今日みたいに龍宮がいなくて、勉強で手一杯で夕飯作りに手が回らなかったりしたら……つい、コンビニに頼ってしまって」
「つまり、いつも、ってことやな。」
「い、いつもは作ってます、よ」

せっちゃんの必死な様子に、思わず苦笑。
そんなにうち怖いんかなぁ。

「そや、今日はうちらとご飯食べよ。」
「へ?」
「せやから、一緒にご飯食べよ。」

ぽかんとした表情のせっちゃんから買い物籠を取り上げて、籠の中のものをひとつずつ棚に戻していく。

「勉強するのにコンビニ弁当とか、あんま体によくないえ?」
「そ、それはわかってますが、」
「三人分も四人分も一緒や。……そや、今度からそうしよ。」
「え?」

ほんまこういう時せっちゃんは鈍いんやから。
全部うちに言わせる。

「たまにはええんかも知らんけど、コンビニばっかりに頼るのはうち、あんまようない思うんよ。だから、今度からうちに言うて?」
「で、ですが」
「もし夜遅かったりとかするときでも、言うてくれたらええし。あ、そのときは龍宮さんの分もつくるからな」

次から次にうちが話すもんやから、せっちゃんは口が挟めず、閉口してしまった。
せっちゃんの籠の中には、もうミネラルウォーターだけ。
その籠をせっちゃんに返して、ひとこと付け加える。

「たまには、はええけど、もしずっとコンビニ頼るようやったら、お仕置きやから、な?」

そう言い残して、今度は自分の買い物籠を持ってお菓子売り場へ。

せっちゃんもおるし、ちょっと多めに買おうかな。
ちょっと横目で振り返ると、籠と、戻された商品のおかれた棚と、うちとを見比べて焦っているせっちゃんの姿が目に入った。

コンビニばっかりやなくて、うちにも頼ってな、せっちゃん。





おしまい。
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