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企画でこのせつSS第六弾

企画でこのせつSS第六弾です。

『毎土!このせつSSはいかがですか?』


今日ようやくレポート作成の方が終了しました。
あとはテスト勉強だけ!

いつになったらチャット会にふつうに参加できるのやら;

毎週のこの作品作成、とても楽しいです。
テスト疲れも忘れさせてくれます。
読んでくださってる人はどうなんでしょうね。
でも、このブログはわりと自己満足なので←





今回のお題
『天の邪鬼』『いたずら』『惚れ薬』


今回は2つ使用。
1つはどうしても組み込めませんでした……。


SSは続きからどうぞです。


『よく効くおくすり』








なぜか今日のお嬢様はご機嫌は斜め。
アスナさんに視線を送るが、逸らされてしまった。
ネギ先生もあわあわしている。

考えてみても、私には思い当たる節がない。
このところ仕事も入ってないし、約束を破ってしまうようなこともなかった。
昨日も、エヴァンジェリンさんのところから帰ってきて、お嬢様を部屋まで送った後、普通に別れたはず。
それから今まで、私はお嬢様とお会いしていない。
昨日までは、いつものお嬢様だった。

また、お嬢様の変化を見逃してしまったのだろうか。
それとも、また私が知らないうちに傷つけてしまっていただろうか。


「……はぁ」
「って、なんで刹那さんまで沈んでんのよ……」

アスナさんの言葉は私には届いてこなかった。



しばらくすると、アスナさんはこの雰囲気に耐えられなくなったのかネギ先生を引きずるようにして部屋を出ていってしまった。

出ていく寸前のアスナさんの目は、『帰ってくるまでにはこのかの機嫌、なおしといてよね』と確実に語りかけていた。

と、言われましても……。
私には原因がやはりおもいつかない。

私が必死に頭をフル回転させている間も、お嬢様は不機嫌気味にそっぽを向いている。
さっきから何度呼びかけても、そっけない返事だけ。

「おじょうさまぁ……」

とうとう返事がなくなってしまった。
うなだれていると、スカートのポケットの中に何かが入っていることに気がついた。

そういえば昨日……。
入れっぱなしにしていたのか。


ポケットの中の物を見て、ふと思いついたいたずら。


思いついたら即、というか、早くこの状況を打破したいのですぐに行動に移す。


そっとお嬢様の背後にまわって、右肩を叩く。

「このちゃん」
「ふぇ?」

私の人差し指が、お嬢様の頬にふにっと入った。

「せっちゃんぐ……」

思ったとおり、左側を向いて抗議の声を上げようとしたお嬢様の口に、あるものを放り込む。

「……甘い」
「お嬢様の機嫌を直してくれるお薬ですから」

得意げに言ったら、お嬢様はいつもの笑顔になって声を出して笑い始めた。

「それ、昔うちがようせっちゃんにあげてたやつやん」
「そうでしたか?」
「うん。あ、でも、うちがせっちゃんにあげてたんはせっちゃんがはよう泣きやむ薬やったけどな」
「そ、そんなに泣いた覚えはないですよ!」
「そうやったかなぁ……」

いつのまにか、お嬢様はいつも通りに話をしてくれていた。
不機嫌だった名残は感じられない。
このまま話を続けてもいいかも、とか思ったけれど、どうしても気になったので、またお嬢様の機嫌が悪くなってしまう恐れもあったけれど、話をきりだした。

「あの、お嬢様……どうしてさっきまでその、機嫌が?」

お嬢様はしばらくぽかんとしていらしたけど、すぐに手を叩いてああ、と一言。

「たまにはそっけなくしてみようかと」
「へ?」
「まぁ、ようは理由はないんやけどな」

お嬢様はがっくりとうなだれる私をみて、ころころと笑う。

「あ、そやせっちゃん」
「はい?」

お嬢様は口の中にある飴玉を頬に寄せてそのふくらみを指さすと、

「この飴、うちの機嫌直してくれるんやっけ?」
「はい、そうですけど……」
「副作用とかないん?」
「え、な、なにかおかしな味とかしますか?!」

慌てて聞くと、ちゃうちゃう、と帰ってきたのでほっと胸をなでおろす。

「で、ではなぜ?」
「んー、なんやろなー」

口の中で飴を転がしながら、にこにこと私の方を見る。
この笑顔のときは、なにかしら私が驚く発言をしようとしている証。

「せっちゃんのことがすっごい気になるんよ……もしかして、惚れ薬?」
「ぬぁっ……」
「なーんてな、うちがせっちゃんのこと好きなん前からやし」
「お、おおお、お、お嬢様!」
「あはは、せっちゃん顔真っ赤ー」

今度は私が少しばかりいじける番。
そんな私の様子に気付いたのか、お嬢様の方からなにやらごそごそと音がする。

「せっちゃん」

赤くなった顔を隠すようにして俯いていた顔をあげると、

「んっ……」

無理やり口に入れられた飴。

「せっちゃんの機嫌が直るお薬。……ちなみに副作用はなぁ、」

耳元で言われた言葉にむせて、あやうく飴が、いや、薬が喉につまるところだった。

「ええ薬やろ?」

飴で頬を膨らませて笑うから、私も同じように飴で頬を膨らませて笑った。

どちらの薬も、よく効いたようだ。




おしまい


追伸:お嬢様がせっちゃんにあげた薬の副作用はみなさんの妄想に任せます。
あ、あとお嬢様の機嫌がよろしくなかった理由も。







最後に拍手れす
>さっちゃんさん
ありがとうございますv
私もさっちゃんさんの作品にはいつも萌えさせていただいておりますv
私もにやにやしながら読んでますよ~v
拍手ありがとうございました。
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