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企画でこのせつSS第七弾

企画でこのせつSS第七弾です。

『毎土!このせつSSはいかがですか?』


曜日ボケして昨日UPできませんでした;
テスト明けのせいです、はい。

そして今日は暑さで起床。
最近暑さで4時5時に目が覚めます。
だからお昼くらいに眠くなるzzz


さて今回のお題
『猫』『写真』『太陽』

3つ使用。


SSは続きからどうぞです。





『初夏の昼下がり』











ちいさなひだまりに、小さく丸まるようにして眠る猫一匹。
否、せっちゃんひとり。

暑くないんかなぁ……

しゃがんで顔をのぞきこめば、額には汗。
どう見ても、暑そう。

ゆすって起こそうとしてみても、反応はない。

するとそこに、本物の白猫が一匹。
とことこやってきて、せっちゃんの隣に丸まると、静かに目を閉じた。

気持ちよさそうに、せっちゃんと白猫の体が揺れる。

後ろから照りつける太陽の熱と、目の前のひとりと一匹の様子に、うちのまぶたもゆっくりと下がってきそう。

いけないと思いつつも、せっちゃんと白猫に並んで横になる。

じりじり照りつけてくる太陽。

今年の夏も暑くなりそうや……










カシャッ……











「ん……った」

突然聞こえてきた軽快な機械音に、うっすら目を開けようとしたら、頭に軽い衝撃。
衝撃を受けたところをさすりながら目をあけると、大きなハリセンを持ったオレンジ色のツインテールが見えた。

「んーもー、なんするん、あすなー」
「なにじゃないわよ、刹那さん起こしに行ったあんたまで一緒に寝ようとしてどうするのよ!」
「だってせっちゃん起きんのんやもん」
「……あんた、あたしだったら問答無用で起こすじゃないの」
「それは遅刻してしまうから当たり前やん」
「ったく、あんたたちはほんとお互いにだけ甘いんだから」
「むー」

むくれていると、すっと、うちの隣を白猫が通り過ぎた。
どうやらうちとアスナのうるささで起こしてしまったみたい。

「で、起きなくてもよかった子が起きて、起きてほしい人は起きないみたいね」

あきれ顔で溜息をつくアスナの視線を追えば、いまだくぅくぅ眠るせっちゃん。
汗で頬にくっついた髪をはらってあげると、くすぐったかったのか少し身じろぎした。

「ったく、こんな太陽の下で寝て暑くないのかしらねー、刹那さんもあんたも」
「しゃーないやん」
「しゃーなくない。っとに」

アスナは手に持っていたハリセンを振り上げると、一気に、

ぱさっ
「ひぁっ」

軽い衝撃でも顔面ではちょっと感じ方が違うらしく、文字通りせっちゃんは飛び起きた。
状況理解が追いついてないのか、きょろきょろあたりを見渡して、ぼーっとした目でうちとアスナを見る。

「起きた?」

アスナの質問にゆっくりとうなずく。
まだ頭は寝てるみたい。

アスナはため息をつくと、せっちゃんの目の前に携帯電話を掲げる。
意味はわからないけど、せっちゃんはそれを見ると、すぐに顔を真っ赤にしてアスナから携帯を奪おうとする。

「あ、あああ、あ、アスナさん!」
「おはよー、刹那さん」
「おはようございます……って、そうじゃなくてですね!」
「ふふん、一人だけお昼寝をしていたバツよ。さーて朝倉にでも送ろうかなー」
「やめてくださいー!」

携帯の取り合いをしながら、ふたりは走って行ってしまった。


と、自分の携帯電話が小さく震えた。
小窓にはさっき走って行ってしまったルームメイトの名前。
メールには、なにやら画像が付いている。

ぱちぽちと下げていくと、そこにはうちと白ネコとせっちゃんのお昼寝の写真。

さっきの音、アスナのカメラのシャッター音やったんや。

ふと足元に、何か気配を感じたので見下ろせば、先ほどの白い猫。
静かになったから戻ってきたみたい。
さっきせっちゃんがいたところにちいさく丸くなって、また目を閉じた。

しゃがんで眠る白猫の体をなでる。
猫特有の体温と、太陽からの熱を含んで、とてもあたたかい。

「ここ、お前の場所なんやね」

しっぽがゆっくり揺れる様子に、思わず笑みがこぼれる。




「あ、送っちゃった」
「ええ?!」

遠くでふたりのそんなやりとりが聞こえたので、そろそろアスナをこらしめに向かうとしよう。
でも、半分だけ。
こんな写真とってくれたんだから、半分で勘弁してあげよう。








おしまい






※アスナが最後に送った相手はせっちゃんだったらいいなーなんて思いつつ。
場所は……気にしたら負けです。まぁエヴァちゃんの別荘あたりかなぁ。
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