2008-11-29
企画でこのせつSS第二十四弾
企画でこのせつSS第二十四弾です。
『毎土!このせつSSいかがですか?』
今日は11月29日で、明日が30日。
そのあとはもう12月。
一年って早いですね。
このまえ年越ししたと思ったら、もう年末ですか。
んー、早い。
1月になったら、試験が待ち受けてます。
ぶっちゃけ、年越さなくていいのに、とか思ってる私がいます。
でもね、超えてくれないといろいろ困ることがあるので、試験くらい我慢します(涙。
寒さがだんだんましてきてますね。
みなさま、風邪に気をつけてお過ごしください。
今回のお題は
『カレンダー』『暖房』『椅子』
いや、なんといいますか……さっちゃんさん、ハードル高いですよ、最近;
SSは続きからどうぞです。
SSのあとには、コメント返信をさせていただいてます。
目覚まし時計が鳴る前に、自然と目が開く。
けたたましい音がする前に、腕だけを布団から出してタイマーをオフに。
布団の外は、きんと冷えている。
布団の中のぬくもりが、私をなかなか放してはくれない。
しかし、こんなことに甘えるわけにはいかないので、意を決して、布団を体から遠ざける。
が、それでも離れないぬくもりが。
……。
「すー……すー……」
……。
「ん、さむ……」
「っ……」
どうして、なぜ、どうやって。
頭の中に浮かぶ疑問を言いたい、大声で叫びたいけれど、起こしてしまうのが申し訳ない、と寸前のところでとどめる。
「はぁ……」
落ち着くために吐いた息が、白く宙を舞った。
朝布団から抜け出すのがつらいと思っていたけど、これほどだったとは。
壁に掛けられた日めくりカレンダーは11月30日。
寝る前に見たときはまだ29日だったから、同室の彼女か、隣で眠る彼女がめくったのだろう。
と、目についたのはカレンダーの下にある椅子。
同室の彼女が設置したカレンダーは、私でも少しめくりずらい。
ということは、犯人は彼女なわけで。
「んんー、さみゅ……」
布団をはぐったままだったので、冷えてしまったらしい。
きゅっと体を丸めて、すりよってきた。
思わず体がはなれようとする。
すると、ぬくもりが見つからなかったからか、ゆっくり瞼が開いていく。
「ん……ありゃ、うち、寝てもーたん?」
「は、はい……」
唖然としている私をそのままに、お嬢様はそのまま布団にもぐっていく。
「あ、あの……?」
「え? ああ、あんな、今日やけに早くに目ー覚めてしもうて。そんで、ぶらぶらしてたらちょうど龍宮さんが部屋から出てくるのに遭遇してな」
あぁ、なんとなく謎が解けました。
つまり、龍宮がお嬢様を部屋にあげて、部屋の寒さに耐えきれなくなって、私の布団もぐりこんだのだろう。
そしてそのまま眠ってしまった、と。
「んー、起きてびっくりしたときのせっちゃんの顔見よう思ーて待ってたんやけど、失敗やったわ」
ちぇー、と口元まで布団をかぶってくすくす笑う。
大丈夫です、お嬢様。
十分驚かさせていただきました。
そう答えたら、そのときの表情が見たかったのだとさらにいじけられた。
「やっぱ布団に入ったらあかんなー」
「冬場は特にそうですね。……暖房付けましょうか?」
私はそろそろ体が慣れてきたけれど、起きたばかりのお嬢様はまだ寒そうにしている。
風邪をひかれてはいけないと思い、ベッドからでようとしたら腕を引かれた。
「大丈夫や」
「でも、」
「うち、暖房よりせっちゃんのほうがええなー?」
言われている意味がわからず、ちょっと考える。
なんとなく、だんだん彼女の言いたいことがわかってきて。
理解した瞬間、一気に顔が熱くなった。
それからすぐに、目の前が真っ暗になって体を覆うぬくもり。
お嬢様が布団をかぶせたことに気付く。
「へへー、やっぱひとりよりふたりのほうがあったかいな」
少し薄暗い中で見える、彼女の嬉しそうな笑顔。
それを見ていたら、私は少し暑いくらいです、という言葉は呑み込まれた。
そもそも、この暑さの原因が彼女であるのだけれど。
私も、暖房よりお嬢様、なのだろうか。
そう考えたら、なんだか自然と笑いがこみあげてきた。
おしまい。
コメント返信
しんんちゃんさん
はじめまして、毎週見てくださってるようで……ありがとうございます(涙。せっちゃんは恋愛ものをみるとおやすみ3秒です、でもお嬢様のことを考えてみる決心をしたんです。寝ちゃいましたがvいつかちゃんとふたりで見れるときはくると思います!ありがとうございます。これからもがんばらせていただきます!拍手コメントありがとうございました。
風車さん
ですよね!いや、もうこれは私が見てみたいなーっていう願望のもと作成されました。させてみたい、言わせてみたい、そんな感じです(笑。拍手コメントありがとうございました。
『毎土!このせつSSいかがですか?』
今日は11月29日で、明日が30日。
そのあとはもう12月。
一年って早いですね。
このまえ年越ししたと思ったら、もう年末ですか。
んー、早い。
1月になったら、試験が待ち受けてます。
ぶっちゃけ、年越さなくていいのに、とか思ってる私がいます。
でもね、超えてくれないといろいろ困ることがあるので、試験くらい我慢します(涙。
寒さがだんだんましてきてますね。
みなさま、風邪に気をつけてお過ごしください。
今回のお題は
『カレンダー』『暖房』『椅子』
いや、なんといいますか……さっちゃんさん、ハードル高いですよ、最近;
SSは続きからどうぞです。
SSのあとには、コメント返信をさせていただいてます。
目覚まし時計が鳴る前に、自然と目が開く。
けたたましい音がする前に、腕だけを布団から出してタイマーをオフに。
布団の外は、きんと冷えている。
布団の中のぬくもりが、私をなかなか放してはくれない。
しかし、こんなことに甘えるわけにはいかないので、意を決して、布団を体から遠ざける。
が、それでも離れないぬくもりが。
……。
「すー……すー……」
……。
「ん、さむ……」
「っ……」
どうして、なぜ、どうやって。
頭の中に浮かぶ疑問を言いたい、大声で叫びたいけれど、起こしてしまうのが申し訳ない、と寸前のところでとどめる。
「はぁ……」
落ち着くために吐いた息が、白く宙を舞った。
朝布団から抜け出すのがつらいと思っていたけど、これほどだったとは。
壁に掛けられた日めくりカレンダーは11月30日。
寝る前に見たときはまだ29日だったから、同室の彼女か、隣で眠る彼女がめくったのだろう。
と、目についたのはカレンダーの下にある椅子。
同室の彼女が設置したカレンダーは、私でも少しめくりずらい。
ということは、犯人は彼女なわけで。
「んんー、さみゅ……」
布団をはぐったままだったので、冷えてしまったらしい。
きゅっと体を丸めて、すりよってきた。
思わず体がはなれようとする。
すると、ぬくもりが見つからなかったからか、ゆっくり瞼が開いていく。
「ん……ありゃ、うち、寝てもーたん?」
「は、はい……」
唖然としている私をそのままに、お嬢様はそのまま布団にもぐっていく。
「あ、あの……?」
「え? ああ、あんな、今日やけに早くに目ー覚めてしもうて。そんで、ぶらぶらしてたらちょうど龍宮さんが部屋から出てくるのに遭遇してな」
あぁ、なんとなく謎が解けました。
つまり、龍宮がお嬢様を部屋にあげて、部屋の寒さに耐えきれなくなって、私の布団もぐりこんだのだろう。
そしてそのまま眠ってしまった、と。
「んー、起きてびっくりしたときのせっちゃんの顔見よう思ーて待ってたんやけど、失敗やったわ」
ちぇー、と口元まで布団をかぶってくすくす笑う。
大丈夫です、お嬢様。
十分驚かさせていただきました。
そう答えたら、そのときの表情が見たかったのだとさらにいじけられた。
「やっぱ布団に入ったらあかんなー」
「冬場は特にそうですね。……暖房付けましょうか?」
私はそろそろ体が慣れてきたけれど、起きたばかりのお嬢様はまだ寒そうにしている。
風邪をひかれてはいけないと思い、ベッドからでようとしたら腕を引かれた。
「大丈夫や」
「でも、」
「うち、暖房よりせっちゃんのほうがええなー?」
言われている意味がわからず、ちょっと考える。
なんとなく、だんだん彼女の言いたいことがわかってきて。
理解した瞬間、一気に顔が熱くなった。
それからすぐに、目の前が真っ暗になって体を覆うぬくもり。
お嬢様が布団をかぶせたことに気付く。
「へへー、やっぱひとりよりふたりのほうがあったかいな」
少し薄暗い中で見える、彼女の嬉しそうな笑顔。
それを見ていたら、私は少し暑いくらいです、という言葉は呑み込まれた。
そもそも、この暑さの原因が彼女であるのだけれど。
私も、暖房よりお嬢様、なのだろうか。
そう考えたら、なんだか自然と笑いがこみあげてきた。
おしまい。
コメント返信
しんんちゃんさん
はじめまして、毎週見てくださってるようで……ありがとうございます(涙。せっちゃんは恋愛ものをみるとおやすみ3秒です、でもお嬢様のことを考えてみる決心をしたんです。寝ちゃいましたがvいつかちゃんとふたりで見れるときはくると思います!ありがとうございます。これからもがんばらせていただきます!拍手コメントありがとうございました。
風車さん
ですよね!いや、もうこれは私が見てみたいなーっていう願望のもと作成されました。させてみたい、言わせてみたい、そんな感じです(笑。拍手コメントありがとうございました。


