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クリスマスのイヴということで

みなさんこんばんは。
今日はメリークリスマス・イヴですね。
クリスマスの前日です。

さて。
毎土企画以外で記事を書くのはいつぶりでしょうか。
ぶっちゃけ振り返りたくありません。
ほぼ毎土企画専用ブログと化していましたから。

せっかくの季節ネタということで、あすなさんとこのかさんSS。

普段はネギシィにあげるだけですけど、まぁせっかくの季節ネタなのでこちらにも。

また近いうちに毎土以外でもSSあげれるといいな。
まだ今週の毎土すら、なにも浮かんでないという危機的状況ですが……。

それではSSは続きからとなっております。
そのあとには拍手コメント返信もさせていただきました。












ちいさな物音がした。
彼女が新聞配達から帰ってきたのだろう。
うっすら目を開くと、薄暗い部屋の中にツインテールの人影が見えた。
部屋に入ってすぐ、台所へ直行。
そのまま再びベッドへ。
まぁ、寒いしまだ時間あるし、布団に戻りたくなる気持ちはよくわかる。
ましてや、こんな寒い中での早くからの新聞配達のあと。

彼女が次に起きた時、あったかい朝ごはんが食べられるにはうちがそろそろ布団からでないと。
とはいっても、布団から手を出すのもやっとの寒さ。
覚悟を決めて布団を跳ね上げ、暖房のスイッチを入れてから、近くに置いていたエプロンをつけて朝食作りのため台所へ。

台所へ立つと、吐く息が白い。

「さて、今日はやけに冷えるし、和食でいこか」

和食で欠かせないのがご飯。
そのためにはお米を研がないと。
きっと、水は刺す様に冷たい。
でも、それを理由にお米を炊かないわけにはいかない。
考えても仕方がないので、さっさとやってしまおうと、炊飯器のほうを振り返って驚いた。
予約のスイッチが入っている。

「あ、そういえば……」



昨日の夜―――

「このかー、明日の朝和食がいいんだけど」
「ん、ええよー。だいぶ冷えるもんなぁ」
「そうなのよ。だからあったかいもんがいいなーって」
「了解や」
「じゃあせめてお米は研いでおくから」
「あ、ありがとなー」


―――


そうだった。
昨夜のうちに、朝一番きつい仕事を彼女がやってくれていた。
心の中で、再び眠りについた彼女にお礼を言って、おかずの準備。

冷え切ったお鍋にお水を入れて火にかける。
魚を焼くために、冷え切ったフライパンにも火を。

さて材料。
くるりと冷蔵庫の方を向いて、いざゆかん、と扉を開ける。
朝の冷蔵庫の冷気は、なかなかきついものがあるのだ。

かたんっと音をたてて開いた扉の向こう側。
いつもならすぐにこの冷気から逃れようと素早く材料を取って閉めるけど、今日はその手が止まった。

原因は、冷蔵庫の中身を押しのけるようにちょこんと座っているすこし歪んだ雪だるま。

少し歪んだ丸い体に、小石や木の枝で顔や手までもがついている。

アスナが真剣にこれを作って冷蔵庫に保管している姿が容易に想像できて、なんだか笑えた。

と、傍に置かれた二つに折られた赤いカードが目に入った。
これも彼女のものだろうか。


『Marry Cristmas、このか

いつもごはんありがと

今日の夕飯も期待してるね』

「っ……」

差出人不明の、見なれた筆跡で綴られたメッセージ。
この雪だるまは、きっとクリスマスプレゼント。

ほんとなら涙が出てきてもおかしくないくらいの、あったかい贈り物。

でも、こらえきれないほどこみあげてくるのは、涙ではなくおかしさ。

「ふふ、marryって、結婚やんっ……」

彼女らしいといえば、そうなのかもしれない。
けれど、こんなべたな間違いをしてくるとは。

「さすがはバカレンジャ―やな。アスナらしいといえば、らしいんやけど」

冷蔵庫の中の雪だるま君に笑いかけて、カードをそっとエプロンのポケットへ。

「さてと、はよ作らなアスナが起きてしまうな」

雪だるま君を冷蔵庫から、冷凍庫へ。
さすがに冷蔵庫だとすぐに溶けてしまう。
この少し抜けてるところも彼女らしい、と自然と頬が緩む。
朝ごはん作ったら、写真撮って保管しないと。

「ちょっとここで待っとってな」

一言彼に言って、彼女のための朝ごはん作り。

今日はいつも以上においしいのできるかもしれんえ、アスナ?





おしまい




拍手コメント返信
>疾風さん
はじめましての方ですね。
そうなんですよね~。時々ほんとわからないものとかありますからね。
某所はネギまSNSですが、近いうちにこちらにもあげる予定です。
拍手コメントありがとうございました。
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