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せっちゃんおめでとう。


今日はせっちゃんのお誕生日ですね!

昨日のうちにSS書いてたのですが、途中でデータ飛ばしてしまいまして;
さっきまで必死に書いてました。

そしてそして。

16日から17日にかけては、さっちゃんさん、七瀬さん、風車さん、男性スタッフ一名さんと一緒に、天使聖誕カウントダウンラジオなるものをやらせていただきました。
私は笑うかうなずくか悶えるしかしてませんが、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
なにより、せっちゃんについてあんなにもみんなで語って祝えたことが嬉しい。
なかなかできませんからね。



ここでお知らせ。
今週の毎土企画は、今日がせっちゃんの誕生日ということで来週に延期されました。
直前まで気付かなかったんです、17日が土曜日だってことにorz
お知らせおそくなってしまってすみませんでした。



それではせっちゃんお誕生日おめでとうのこのせつSS。
続きからどうぞです。
最後にコメント返信させていただきました。




せっちゃん、誕生日おめでとう





『いっぱいの……』








ぎゅっぎゅっと、真っ赤な手袋をした手で雪をにぎっていく。
お手伝いしたいけれども、そこに座っててと言われてしまったので、手を出すわけにはいかない。

「寒くないですか?」
「んーん、せっちゃんは?」

振り向いて、手袋とお揃いの真っ赤なニット帽の乗った頭を傾ける。

「お嬢様のくださったこの一式防寒具のおかげであったかいです」

お嬢様のしている手袋とニット帽と、それとマフラーの色違い。
真っ白なそれらは、ぬくぬくしてあたたかい。
手を握ったり開いたりしていたらくすくす笑われて、恥ずかしくなってマフラーに顔を埋めた。

お嬢様はさらに笑って、再び雪に向かい合う。

「サイズぴったりやった?」
「あ、はい」
「でも、帽子はちょっと大きかったみたいやね」

お嬢様の言うとおり、私の頭に乗ったニット帽は時折ずれて視界を遮る。
でも、それはお嬢様も同じなようで、雪を操りながらも帽子を整えている。

「いつからお作りに?」
「んー、秋くらいかな。ほんとはマフラーをクリスマスプレゼントにする予定やったんやけど、思ったより早く出来上がって、だったら、と思って手袋作り始めたら今度は間に合わんで」
「それで誕生日に?」
「そ。で、手袋も思ったより早うに終わって、だったら」
「ニット帽も、ですか?」
「へへ、あたり」

ついでやから自分のも作ったんや、とこちらを振り向いて手をひらひら。
真っ赤な手袋が、真っ白に。

あ、お揃い……。

浮かんだ言葉に、かっと頬が熱くなったのであげていた顔を急いで再びマフラーに。

「ふふ、せっちゃんに赤いのあげたほうがよかったんかな」
「ご冗談を。私には似合いませんよ」
「だって、顔真っ赤やえ?」

そう言って笑うお嬢様に、ゆっくり近づいて、またずれているお嬢様のニット帽をなおす。

「まだこっちきたらあかんって」
「なに、作ってるんですか? 雪だるま、じゃないですよね」

お嬢様の体に隠れるようにあるのは、なにかの雪の……かたまり?
丸い、円盤……?
その上に、小さな丸い雪玉が円を描いて並んでて……。

「もう、まだ最後の仕上げが終わってないのに」
「えと、なんですか、これ?」
「わからん?」

無言でその雪のオブジェを凝視。
……するけれど、わからない。

「申し訳ないですが……」
「むー、なら、これやったらわかるやろ」
「え?」


「あらためて、誕生日おめでと、せっちゃん」

添えられた言葉と、雪のオブジェに添えられた板。

『Happy birthday to せっちゃん』

「誕生日、ケーキ……」

はっとしてお嬢様の顔を見たら、少し照れた様子で。

「本物作ろうと思ったんやけど、毛糸代でお金なくなってしもうたから」
「雪のケーキ……すごいですね」
「でも、これないとわかってもらえんかったわ」

すっと手袋から手を抜いて、雪のケーキの上に乗せた板を抜くと私の目の前に。
ふわりと香る甘い香り。

「はい、あーん」
「えぇっと……」
「大丈夫、これはほんもんやから」
「え、と……っ」

その言葉にうながされて、ちょっとだけ、端っこを齧る。
甘さ控えめな味が口内に広がった。

「おいしいです」
「ふふ、よかった。あ、ちゃんとケーキは買ってあるから一緒たべような?」
「はい」
「そろそろ、もどろっか」
「あ、ちょっと待ってください」

私のかじったあとの残るチョコの板をお嬢様から受け取って雪のケーキに添えて。
携帯のカメラで、パシャリ。

「なにしてるん?」
「せっかく作っていただいたので、なにかの形で残せないかなって」
「それで写メ?」
「はい。以前お嬢様に教わったので」
「なら、あとで朝倉に頼んで一緒に撮ってもらお」
「え、雪のケーキをですか?」

なにも朝倉さんにお願いしなくても、と思って言ったらつんっとおでこをつつかれた。

「うちと、せっちゃんと、これのスリーショット」
「え?」
「やっぱ、一緒がええやん?」

せっちゃんはいや? と問われたのでぶんぶんと首を横に。
よかった、と安心するお嬢様に微笑んで、そういえばまだだったと向き直る。

「素敵なプレゼント、ありがとうございます」
「せやからもう聞いたって」
「雪のケーキのお礼はまだです」
「今日はせっちゃんにいっぱいお礼言われたな」
「いっぱい、プレゼントいただきましたから」

手袋、マフラー、ニット帽、そして雪の誕生日ケーキ。
ほんとうに、貰いすぎではないかというくらい貰ってしまって。

とても幸せなことを、改めて実感した。

「いっぱいのプレゼントに、いっぱいの愛をこめてみたんやけど、せっちゃんわかってる?」
「えぇっ?!」
「ふふ、うちの誕生日、期待してるな?」

そうやって柔らかく、でもいたずらっぽく微笑むお嬢様にくらりとした。




おしまい








コメント返信
>しんちゃんさん
視点をどちらかにかたよらないようなるべく交代で書いてます。
けれどもやっぱり難しいです^^;

お題は今は私が独断で考えてます。今年から、だったかな。
ちなみにその前はさっちゃんさんがおひとりで。
16弾までは、数人で相談して作ってたんですけども、なかなか相談する時間ができないので、代表者という形になりました。
私がお題考えるのがきつくなったら、またさっちゃんさんに戻る予定、かな。
という説明でだいじょうぶですかね?

コメントありがとうございました!
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