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このちゃんおめでと

このちゃんお誕生日おめでとーぅ。



眠さ半端ない中書きました。
元気な時に書いとけばよかったな、と思います。
バイトで3/18と何十回と書いて、にやにやしてました←
あー、誕生日かぁって。
昼休みとかにもいろいろ考えたけど、ほんと……。

せっちゃんがどう祝うか思い浮かばない!
何をあげるかも想像つかなくて。。。
ちょっと落ち込み。
でも、芋ようかんもらって元気になりました。

そして、できたのが続きからのSS。
思いのほか短くなったった。

あ、芋ようかんは全然関係ないです。
でもおいしかったです。


SSは続きからどうぞ。






このちゃんたんじょうびおめでとう








『いつきけるかな』







窓を開けると、暖かく心地の良い風がふわりと頬を撫でた。
早朝や夕暮れはまだまだ冷えるけど、もう春が近いことを実感した。
ずっと続いていた色褪せていた光景の中、遠くにはピンク色も見え始めている。

もう、三月も半分過ぎたんやもんなぁ。

今日は三月十八日、うちの誕生日。
せっちゃんの誕生日から、約二か月。

早いなぁ、なんてしみじみ思う。
二か月たっただけで、こんなにも暖かくなるもんなんだ、とぼんやり思う。

あの日、せっちゃんの誕生日にきらきらしていた真っ白な雪はどこにも見当たらない。
うちがせっちゃんにあげた誕生日プレゼントも、とっくに消えてなくなっている。
あ、でもきちんとここには残ってる。
携帯の待ち受け画面。
うちとせっちゃん、ふたりで、少し齧った跡のある板チョコを乗せた雪のケーキを持って笑ってる写真。
携帯電話を開くたびにあの日のことを思い出しては、口元を緩ませた。

さっきまで洗い物をして冷たくなっていた指先が、やわらかな光でじんわりあたたかくなった。
せっちゃんの誕生日プレゼントを作った時は、手袋をしてても冷たかったのに。

普段はうちのほうがお姉さんぶってることはあるけど、実際はせっちゃんのほうがお姉さんなんだと、季節の変わり目で実感した。
でも、それがなんだかくすぐったい。

窓の外をぼんやり眺めてそんなことを考えていたら、規則正しいノック音。
その主が誰かだなんて、考える必要もない。

駆け足で扉の前へ行き、勢いよく開けた。

「おはよ、せっちゃん」
「お、おはようご、ございますっ、お嬢様」

いつもと少し様子が違う。
その原因も、考えるまでもない。
ここ一週間のせっちゃんの様子と、今日の日付からすぐわかる。

「あ、あの、お嬢様」

ちょっと緊張気味な声で呼びかけられるけど、何も気付かないふりをして振り向き微笑む。
なんでもありません、って、半分裏返ったような声で言われてしまった。

欲しい言葉はいつになったら聞けるだろう。

お昼頃か、おやつの時間か、夕食時か。
はたまた夜中か。

恥ずかしがり屋の彼女のことだから、もうしばらくはかかるはず。

昔もそうだったから、なんとなく想像がつく。
思わず噴きだしてしまった。

不思議そうな表情を向けられるけど、気にしてられない。
せっちゃんの纏うそわそわが、あわあわしたものになった。

仕方がない。
ちょっとしたお詫びに、きっかけをつくってあげよう。

必死に笑いを抑え込んで、顔を覗き込むようにして上目遣いで。

「せっちゃん、うちに、何か言うこと、あるんやないん?」

ぱっとせっちゃんの目が大きく見開かれて、かっとほっぺたが赤くなった。
よくわからない声が、か細く出ているのが聞こえてきた。

うん、この様子だと、お昼までには聞けるかな。

どんなふうに言ってくれるかどきどきしながら、きょときょとするせっちゃんをじっと見つめた。

でも、きっとどんな風にいってくれても、嬉しくてしかたがなくなると思う。
それを考えるだけでも、楽しく、嬉しくなる。

ほしい言葉がもらえた時、どんな気持ちになるのかな。
ちょっと変わったどきどきに、まだ何も言われてないのに口元が緩んでいくのを感じた。


おしまい

どんどんせっちゃんがへたれ化してゆくー
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