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企画でこのせつSS第四十一弾

企画でこのせつSS第四十一弾です。


『毎土!このせつSSいかがですか?』


学校始まりました。
クラスに若干微妙な空気が流れてます。
あれ、もしかしてこれかな、腹痛の原因……。

不規則な学校とバイトのせいでか、曜日感覚無くなってきてます。
春休みもなかったけど、それ以上にないです。

今度から忘れてたらどうしよう……。
日付超えて思い出すとかしたらどうしよう……。

誰か土曜日になったら教えてください←
冗談です、がんばります;
でも忘れてたらごめんなさい(爆。



さて今回のお題。

『写真』『ライオン』『牛乳』

お題見たとき「ぬごぅ……」となりましたが、案外さらっと。
けっこう反則技かもしれませんが、まぁそれはそれで。

SSはつづきからどうぞ。






ぽかぽか日差しが降り注ぐ中、小さく小さく体を丸める。

前に聞いたことがある。
お腹が痛くなったらあたためればいいと。

だから、太陽の光と自分の体でお腹をあたためる。

はやくなおれはやくなおれはやく……。





ぎゅっと目をとじて、ぎゅっと体を丸めてどれくらいたっただろう。

ほっぺにひんやりと気持ちのいい感触。

そろーっと目を開けると、心配そうな表情をした大好きな彼女の姿。

「せっちゃん、大丈夫?」
「ん……」

“大丈夫”
そう言いたくても、言葉にならない声がでただけ。

「わっ、すごい汗。ここ暑いんやない?」

小さく頭を振る。
暑いとは感じないほど、ぽかぽかしてあたたかい。
この汗はたぶん、この痛みのせい。

「せやかて」
「だいじょうぶや、このちゃん心配しすぎなんよ」
「でもな、せっちゃん」

そう言って、なにやら後ろを向いてごそごそしはじめた。
起き上がって覗き込もうにも、痛くて起きられない。
しかたないから、彼女がこちらを向いてくれるのをおとなしく待つ。

「みて、せっちゃんこれみたいにここに皺よっとるよ」

こちらを向いた彼女の手には大きな図鑑。
指さす先には百獣の王、ライオンが大きな口を開けている写真。
確かに、このライオンの眉間には深い深い皺ができている。

「……うち、こんなやない」
「でも、痛いんやろ?」
「……」
「このライオンもな、きっとどこか痛いんよ」

違う、それはあくびしてるだけや。
そう言いたくても、必死に心配してくれてるんだってわかるからそんなこと言えなくて。

「ありがと、このちゃん」

そう言って笑うのが精いっぱい。







ふわりと、風がきた。
かいた汗のせいか、少し冷たく感じる。

そっとその風の起きた方を向くと、身体を覆おうとしているタオルケットが目に入った。

あぁ、あたためるならこういう方法もあった、なんて少し遠いところで考えながら、もぞもぞとかけられたタオルケットを少し抱きこむ。

「せっちゃん、大丈夫?」
「ぁ……はい」

視界に入った彼女の姿で、さっきのが夢だったとわかった。

夢の中と同じ状況。
でも違うのが、彼女の表情に、心配以外のものがあること。

「せやから言ったやん、牛乳一気に飲んだらあかんって」

思いっきりあきれ顔で頬を抓られる。

でも、心配してくれているのはわかるから。

「心配してくださってありがとうございます、お嬢様」

やっぱり私は笑ってそう言うしかないんだ。


おしまい。







お題でオチがわかりやすい←

腹痛はアスナとの牛乳一気飲み勝負が原因。
皆様も冷たい牛乳の一気飲みには注意しましょう。

私以前もこんな感じなの書いてる気がします。
どこかにあげてるかの記憶はないけど。
お蔵入りってけっこうありますよね?←
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コメント

 
このせつが好きで色々見ていたらここへたどり着きました。

すごい文章能力ですね☆

入り込みましたよ(^-^)

また来ますね♪期待してます☆

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